お知らせ

鹿児島県老人保健施設協会で介護現場におけるハラスメント対応セミナーを行いました(Zoom併用)。

令和4年3月23日(水)午後15時から、介護現場におけるハラスメント対応セミナーを行いました(鹿児島県医師会館3階中ホール、Zoom併用)。

弁護士の目線からみたハラスメントを放置するリスクとして、

① 職員の離職(経営上のリスク)
② 職員からの損害賠償請求(訴訟リスク)

があることをお伝えしました。

セミナー平成31年3月発表厚労省の「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」をベースにしました。

また、令和3年3月に厚労省から出ている、「介護現場におけるハラスメント事例集」にも触れさせていただきました。

余談ですが、老人保健施設(いわゆる老健)の団体でセミナーを行うということで、「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」を見返しました。

そうしたところ、「ハラスメントの実態」の箇所に、いわゆる老健のデータがあがっていないことに気が付きました。

介護現場におけるハラスメント対策マニュアル(平成31(2019)年3月株式会社三菱総合研究所)より

どうしてかなと考えたのですが、おそらく老健は病院と自宅をつなぐいわゆる中間施設であり、利用者の滞在期間が短いことに起因するのかなと思いました。

とはいえ、老健においても、ハラスメントは発生していると考えられます。

セミナーでは、たとえば、利用者との契約を解除する場合の注意点などについてお話ししました。

介護現場におけるハラスメント対応セミナープレゼン資料より

今後ともよろしくお願いいたします。